神田祭2023 神田明神のお祭りの日程や見どころは? 神輿巡行のルートや特徴、歴史も紹介!

 日本三大祭りや、江戸三大祭りの一つに数えられる神田祭は、東京の神田明神の例大祭(お祭り)です。東京に初夏の訪れを告げる神田祭2023年の日程や見どころはどうなっているのでしょうか。また、神輿巡行のルートはどうでしょうか。神田祭の特徴や歴史も含めて神田祭についてまとめました(トップの写真は、2023年の神田祭の神幸祭の様子=2023年5月13日撮影)。

神田祭2023の日程や見どころは?

神田祭2023の日程は?

 神田明神のホームページによると、2023年の神田祭は以下のような日程で行われます。
 
 5月11日(木)午後 7時 鳳輩神輿遷座祭
   12日(金)夕     氏子町会神輿神霊入れ
   13日(土)終日    神幸祭
   14日(日)終日    神輿宮入
   16日(火)午後 6時 表千家家元献茶式明神能・幽玄の花(金剛流薪能)
   17日(水)午後 2時 例大祭

 2023年は、4年ぶりに、神田祭の本祭が行われます。

 これまで神田祭も、新型コロナウィルスの影響を受けてきました。2019年は、神田祭の本祭として、5月9日(木)から5月15日(水)まで、神田明神で行われましたが、2021年は、蔭祭となり、5月13日(木)のみに神事の例大祭が行われました。2021年は、神幸祭や神輿宮入は中止となりました。

神田祭2023年の見どころは?

 神田祭の見どころはたくさんあります。

 日程でもわかるように、

 神幸祭
 神輿宮入
 例大祭

 などです。

神田祭の神幸祭

 神田明神の氏神様は、

 だいこく様
 えびす様
 まさかど様(平将門)

 です。

 これらの氏神様が神輿に乗って、巫女らとともに、神田、日本橋、秋葉原、大手町、丸の内など108町を巡ります。

神田祭の神幸祭の神輿巡行のルートは?

 神輿巡行のルートは以下の通りです。

 午前 7時40分  出発を告げる神事が行われた後、神輿が神田明神を出発
 午前10時頃    大手町の平将門公の首塚
 午後 1時20分頃 東日本橋駅近くの両国旧御仮屋で神事
 午後 2時半頃   明治座前
 午後 4時半頃   日本橋三越前 山車、武者行列が加わり、華やかさを一層、増します。
 午後 5時半頃   秋葉原中央通り
 午後 7時頃    神田明神

 約1000人が行列する大規模なもので、街頭では、数万人が、行列を見守ります。

ここまで2023年5月13日夜の神幸祭の行列(トップの写真も)

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ここまで前回2019年5月11日夜の神幸祭の行列(トップの写真も)

神田祭の神輿宮入

 神田明神の108町の氏子たちが神輿を担いで、町内を巡ります。

 神輿は大小合わせると、200基以上で、ねじり鉢巻き、法被姿の男女が勢いよく、神輿を担ぎます。熱気はすごく、各町内を巡った神輿が次々と、神田明神に入って来ます。朝から夕方まで、神田明神に入って来る神輿を見ることができます。

 圧巻の神輿巡りとなります。

ここまで2023年5月14日の神輿宮入

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ここまで前回2019年5月12日の神輿宮入

神田祭の例大祭

 神田明神の例大祭は、神田祭の最後を飾る神事です。

 宮司をはじめ、神職が衣冠装束姿で、氏子の幸福と日本の平和・繁栄を祈願します。また、巫女による「浦安の舞」が奉納されます。

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神田祭の特徴や歴史は?

神田祭の特徴は?

 神田祭は、

 京都の祇園祭
 大阪の天神祭

 とともに日本三大祭の一つとなっています。

 また、

 日枝神社の山王祭
 富岡八幡宮の深川八幡祭、あるいは、浅草神社の三社祭

 とともに、江戸三大祭の一つともなっています。

 日本を代表する華やかな祭の一つです。神田祭の本祭は2年に一度行われています。

江戸の祭礼屋台と山車絵巻 神田祭と山王祭 (神田明神選書) [ 福原敏男 ]

神田祭の歴史は?

 神田祭は、江戸時代、徳川家康が戦勝を祈願して始め、次第に、庶民たちにも愛されるようになったとの説があります。江戸時代には、代々の徳川将軍が上覧したため、「御用祭」「天下祭」とも呼ばれました。

 神田明神の正式名称は、神田神社です。天平2年(730年)の創建で、東京都心108町会の総氏神様となっています。

 縁結び
 商売繁盛
 除災厄除
 病気平癒

 などのご利益があります。

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神田明神へのアクセス

 神田明神の住所は、

 東京都千代田区外神田2-16-2

 です。

 神田祭の期間中は混雑しますので、公共の交通機関を利用するのがお勧めです。
 最寄駅は、以下の通りです。

 JR、地下鉄丸の内線 御茶ノ水駅
 地下鉄千代田線 新御茶ノ水駅
 地下鉄銀座線 末広町駅
 JR、地下鉄日比谷線 秋葉原駅

 いずれも歩いて、5~7分です。駅の案内を見て、神田明神を目指すといいでしょう。

まとめ

 神田祭は、江戸時代から続く伝統行事です。2023年こそ、神田祭をみんなで楽しみましょう。

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