多摩川サイクリングコース 川崎から多摩市まで約30キロを家庭用自転車で走破

 NHKの朝のドラマ「とと姉ちゃん」の主人公のモデル、大橋鎭子さんの自伝「『暮らしの手帖』とわたし」で、大橋さんが府立第六(現在の東京都立三田高校)時代、川崎から日野まで十里(約40キロ)、多摩川の土手を歩いたことを知り、私も実際に先日、その一部を歩きました=記事です=が、今度は、多摩川サイクリングコースの一部を家庭用自転車で走ってみました。

 川崎市から多摩市まで約30キロ。逆風、砂利道、突然、道がなくなるなど、60歳の私にとっては悪戦苦闘の連続でしたが、走り終わると、足腰、尻の痛さにもかかわらず、爽快感を感じ取ることが出来ました(トップの写真は、緑の大木。癒されます)。

 スタートは、JR川崎駅から北東にある六郷橋です。東京湾への河口から羽村市まで続くサイクリングコースは全長53キロですが、多摩市の関戸橋まで走行することにしました。先に書いた通り、約30キロの距離です。

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六郷橋から武蔵小杉方面を望んで

 往路は、多摩川上流から見て右手の右岸(川崎市側)を走ることにしました。先日、歩いた通り、競馬練習場、サッカー場、ゴルフ場、野球場などを眺めながら、先日の終着地の丸子橋に着きました。

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二子玉川を望んで

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キャンプ場も

 前回同様、草の香り、心地よい風、飛び交う小鳥、緑の大木など自然を満喫することができます。ただ、向かい風は思った以上に、疲れます。ペダルをこいでも、なかなか思うように前に進みません。舗装路のコースはまだいいですが、これが、砂利道に変わると、前進する困難さは一層、増します。コースのコンディションが良くてこそ、軽快に走れることをかみしめました。

 東急田園都市線、国道246号、東名高速、小田急線、京王相模原線、などと交錯しながら上流へと進み、是政橋に到着しました。しかし、サントリーの工場を左手に見ながら進むと、突然、道がなくなりました。自然保護地域となっているためで、仕方がないので、是政橋まで戻り、川崎街道(国道41号線)で進むことにしました。しかし、この道を走ると、3キロくらいでしょうか、緩やかに続く上り坂で、とても、ペダルをこぎ続けることはできませんでした。多摩川サイクリングコースは平たんに近く、コースの有難さを感じました。

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小田急線

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河口からの距離表示

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京王相模原線

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武蔵野線

 後で地図を見ると、是政橋から関戸橋まではそれほど距離はなく、多摩川沿いを走行できたら、もっと早く到着できたであろうことを確認しました。左岸に比べて、右岸は、整備が進んでおらず、上級者向けであることを感じました。

 川崎の六郷橋から多摩市の関戸橋まで約4時間。体の至る所が痛くなりましたが、走り切ることができました。一番の収穫は、様々な自然と「対話」できたことでしょう。川の流れも場所によって表情を変えます。上流もきっと自然が豊かで、楽しいだろうなあ、と思いました。

 関戸橋から川崎への復路については、明日、書きます。

 多摩川サイクリングコースについては、こちらを、ご参考に。
 

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