最近は、子供たちが濃い鉛筆を使うようになっているといいます。2Bから6Bの濃さの鉛筆が人気なのだそうです。
鉛筆の濃さの順番はどうなっているのでしょうか。また、この一覧の種類の中で、最大の濃さの鉛筆はどれでしょうか。鉛筆の濃さについてまとめ、濃い鉛筆が人気の理由を探ってみました。
鉛筆の濃さの順番は?
鉛筆の濃さは、日本産業規格(JIS)で、濃いほうから順番に、
6B
5B
4B
3B
2B
B
HB
F
H
2H
3H
4H
5H
6H
7H
8H
9H
となり、17種類に分類されています。
鉛筆の芯の種類は、
Bがブラック(黒い)
Fがファーム(堅い、しっかりした状態)
Hがハード(硬い、容易に壊れない硬さ)
を意味するものとなっています。濃い鉛筆ほど、黒鉛の量が多く入っています。
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この一覧の種類の中で、最大の濃さの鉛筆は?
この一覧の種類の中で、最大の濃さの鉛筆はすでに上記で指摘したように、6Bの鉛筆になります。
ただ、最近は、JISを超えた鉛筆が販売されるようになっています。
三菱鉛筆の「ハイユニ」の10B
ドイツの「ステッドラー」の12B
があります。
これらの鉛筆の登場で、濃い鉛筆が人気になっていることがわかります。
三菱鉛筆 かきかた鉛筆 ユニパレット 2B パステルブルー 1ダース K55602B
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濃い鉛筆が人気の理由は?
濃い鉛筆が人気の理由は、まず、力をそれほど入れなくても、滑らかに線が書けることです。書き心地の良さでしょう。子供のように、筆圧がそれほどなくても、芯が太く軟らかいため、書きやすくなっています。線を多く書いても疲れにくいのも特徴です。
また、線が濃く、鮮明に書けることも多くの子供たちに人気となっています。小学校低学年用の国語ノートのマス目は大きいですから、濃い鉛筆で書くことで、はっきりと見えやすくなります。濃い線は消しやすいという利点もあります。
現在、多くの小学校は、
低学年用には2B
高学年用にはB
の鉛筆を使用するよう児童にすすめる所が多くなっています。
まとめ
私が新聞社に約40年前に入社した時、使用していた鉛筆が3Bで驚いたことがあります。大学時代、多くの学生が使っていたのは、HBでしたから、最初は、戸惑いましたが、書き続けるうちに、スラスラと手軽に書くことが出来て、大量に書いても、比較的、疲れが少なかったことをよく覚えています。
以来、ずっと、3Bの鉛筆を愛用しています。
人気の鉛筆は、かつてのHBに代わって、今や、2Bとなっているそうです。鉛筆の種類が増えることはいいことでしょう。日本の文房具のレベルは高いですから、自分にとっての好みの鉛筆をぜひ、見つけたいものです。
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