スマートフォンのカメラを使用する機会が増えています。操作もとても簡単で便利ですが、スマホカメラのもうひとつの使い方があります。初心者にもおすすめの方法を紹介します。
スマホカメラのもうひとつの使い方 初心者にもおすすめの方法を紹介
時間があれば、街を歩くこともあると思いますが、必ずスマホを持参することをおすすめします。
スマホカメラで、
街の風景
案内板
標識
などを写真撮影していきます。
情報量はそれほど多くはないかもしれませんが、写真撮影することで、そららの情報を保存できます。
たとえば、こんな具合です。
このブログでは、江戸時代、町中に時を告げた「時の鐘」について書いていますが、東京・小伝馬町の十思公園にあった案内板を1枚パチリと撮影しました。
時の鐘が最初は本石町3丁目(現在の本町4丁目)にあったこと
鐘撞役が辻源七だったこと
今の鐘は宝永8年(1711年)に鋳造されたこと
などは、この案内板で知ることができます。
その後、本などで、知識を補足すれば、理解はさらに深まります。このブログ記事の執筆段階でも、さらに調べたことで、鐘の聞こえる範囲の町からは、「鐘楼銭」を集めて、鐘の維持・運営にあたったことがわかりました。
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案内板には、その地域の市区町村が作製したものが多く、情報も信用できます。書き移す時間が節約でき、書き間違えも防げます。たびたび、写真を見返すだけでなく、
おもしろい
役立ちそう
と感じた時は、写真を印刷して読み込みます。
さらに、貴重な情報だと思った時は、写真をカードに貼り付けた後、何度も見返すと、大いに役立ちます。私は、B6サイズのカードに貼り付けてあります。マーカーや赤ペンを手に、重要な部分に印をつけ、何度も読み返し、そのたびの気づきをまた、書き加えています。
すぐに情報が引き出せます。カードを次々に読んでいけば、いろいろなアイディアも生まれてきます。貴重なデータベースになっています。ただ、歩いて見るだけではなく、関係者に合って話を聞けば、街歩きの意義はもっと高まります。
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GMOインターネット会長兼社長の熊谷正寿さんの場合
「デジカメは私にとって、いわばカラーコピーのようなものです」
GMOインターネット会長兼社長の熊谷正寿さんは、2005年発行の著書「情報整理術クマガイ式」で、こう書いています。もうずいぶん、時間が経過していますから、今や、デジカメをスマホのカメラ機能に置き換えて考えてもいいでしょう。
熊谷さんは薄型のデジカメを鞄に入れて持ち歩き、会議でのホワイトボードや、情報アンテナに引っかかった興味深い光景、行動記録として残しておきたいシーンなどを片っ端から撮影しているそうです。撮影したらパソコンに取り込み、重要なものは印刷して手帳に綴じているといいます。資料としてA4ファイルに保存しているそうです。
まず、必要なものを何でも徹底的に記録する一貫性があります。情報を大切にする姿勢でしょう。また、迅速に手軽に情報を記録できます。さらに、一か所に情報をまとめることができるほか、場所をとりませんから、あふれる情報に追われることもありません。
【中古】情報整理術クマガイ式 IT時代の「時間」と「情報」を味方につける方法 /かんき出版/熊谷正寿(単行本)
まとめ
スマホカメラを単なる写真撮影だけでなく、情報収集・整理の道具としてとらえることが大事でしょう。写真をGmailなどに入れておけば、検索も時間をとらずにできます。
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