入浴には多くの効果があります。血行が良くなって疲労回復され、健康が増進されます。体重が減って、ダイエットにもいいでしょう。ストレス解消にもなります。こんな入浴ですが、もう一つの効果があります。
毎日湯船に浸かる時間に得られるメリット(効果)は何でしょうか。疲労回復などのほかに重要なものものをいろいろな方々のケースから紹介します。
毎日湯船に浸かる時間に得られるメリット(効果)は? 佐藤伝さんの場合
作家の佐藤伝さんは月に何回か、アイディアを得るために、銭湯に行くといいます。ゆったりと、リラックスして考えるのがいいのでしょう。銭湯からの帰り道になると、アイディアがわいてくるそうです。
著書「夢をかなえるメモの習慣」によると、佐藤さんは平日の夕方4時頃、銭湯に行くといいます。お客さんはほとんどいないため、風呂を独り占めできるそうです。下半身浴で、じっくり、リラックスし、身体が温まったら、風呂を出て、身体を拭いたり、脱衣所でしばらく過ごすといいます。
アイディアがひらめくのは、外に出て、帰り道で夜風にあたった頃で、佐藤さんは、いろいろなアイディアをメモしていくそうです。
佐藤さんは自宅の風呂でも、ホワイトボードをバスルームの壁に貼り付け、湯船に浸かりながら、「すぐに煙のように消えてしまう」ひらめき、アイディアをメモに書き留めているそうです。
「お風呂はアイディア出しには絶好です。・・・メモの準備は怠らないようにしましょう。なにせ、いいアイディアは人生を変えるだけのパワーを秘めているのですから」と佐藤さんは書いています。
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毎日湯船に浸かる時間に得られるメリット(効果)は? 中島孝志さんの場合
経済評論家・ジャーナリストの中島孝志さんも、腰湯くらいで30分から2時間、湯船に入り、ホワイトボードにアイディアを書き留めて、一人会議をしているといいます。
「私にとって、風呂はもう一つのオフィスであり、もう一つの企画室なのだ」と、中島さんは著書「仕事の道具箱」で書いています。
風呂がオフィスで、企画室というのは、おもしろい発想です。風呂に入ったら、いいアイディアが浮かぶ。そのシステムはわかるような気がします。風呂に入る時間を大切にしたいものです。
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毎日湯船に浸かる時間に得られるメリット(効果)は? 応用を考えると?
ホワイトボードは使わなくても、小型メモ帳やペン、鉛筆を持ち込んで、風呂のふたの上に置いき、思いついたアイディアを、その都度、書き留めていくといいでしょう。新聞や本を読みながら、ゆったりと風呂に浸かると、さらに、いいアイデァが浮かぶことも多くあります。
何かを考えたい時は、テーマを頭に浮かべて、まずは、湯船に浸かります。湯船に浸かっている時は、新聞や本を読んでいるため、そのテーマは意識していませんが、風呂を出て、脱衣所で服を着始めると、そのテーマに関する、いいアイディアが浮かんでくることがあります。もちろん、素早くメモすることが大切です。
まとめ
佐藤さんは、古代ギリシャの数学・物理学者アルキメデスの話も書いています。
アルキメデスは「王様の冠がニセモノかどうかを、溶かしたり変形させたりせずに見分けよ」と命じられ、その解決策が見つからず、大いに悩みましたが、気分転換で行った街の浴場で、その方法を思いついたといいます。
その方法とは、王冠を水槽に浮かべ、上昇した水の量が、純金を入れた時に上昇した水の量と同じかどうかで判別するというものでした。まさに風呂の効用です。
風呂タイムを充実したものにしたいものです。
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