壬生寺の壬生狂言2024年はいつ? 春、秋の演目のほうらくわりとは 壬生寺へのアクセスは? 

 京都市中京区の壬生寺では毎年、人気の壬生狂言が行われます。壬生狂言は2024年はいつでしょうか。また、春、秋の演目のほうらくわり(炮烙割)とはどんなものでしょうか。壬生寺へのアクセスも含めて、壬生狂言についてまとめました。

壬生寺の壬生狂言2024年はいつ? 

 壬生狂言は毎年、3回開催されています。

 ・節分の際 節分会(節分前日と節分当日の2日間)
 ・ゴールデンウィーク期間中(4月29日から5月5日) 大念仏会
 ・秋の体育の日を含む3日間 秋の特別公演

 の3回です。

壬生寺の壬生狂言の特徴は?

 壬生寺の壬生狂言の特徴は、鉦や太鼓、笛の囃子に合わせて、面をかぶった役者が台詞なしで演じることにあります。囃子の音から、「壬生さんのカンデンデン」の愛称でも親しまれている伝統芸能です。

 鎌倉時代、壬生寺の興隆に努めた円覚上人が、庶民にもわかりやすように、言葉は交えず、身振り手振りで仏の教えを説いたのが始まりで、約700年の歴史があります。重要無形民俗文化財に指定されています。

 壬生狂言の演目は、勧善懲悪や歴史もののほか、

 煎餅を観客席に投げる「愛宕詣」
 糸を観客席に投げる「土蜘蛛」
 綱渡りをする「蟹股」
 「ほうらくわり」

 など全部で30あります。

春、秋の演目のほうらくわりとは

 「ほうらくわり」とは、春、秋の壬生狂言で最初に演じられるものです。節分の際、家族の名前や年齢や性別を墨書きして壬生寺に奉納した素焼きの皿「ほうらく(炮烙)」をまず積み上げて、高さ約3メートルの舞台から投げ落として割ります。

 ほうらくを奉納した人々にとっては、

 厄除け
 開運

 のご利益があると言われます。 

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壬生寺へのアクセス

 壬生寺の住所は、京都市中京区坊城通仏光寺北入るです。

電車の場合

 JR京都駅から嵯峨野線のJR丹波口で下車 徒歩約15分
 阪急河原町駅から乗車、大宮駅で下車 徒歩約10分

バスの場合

 JR京都駅から市バス、あるいは、京都バスに乗車、壬生寺道で下車 徒歩約5分

まとめ

 身振り手振りの狂言はそうないでしょう。機会があったら、一度、見たいものです。また、壬生寺境内には、新選組隊士の墓塔があり、壬生寺は新選組ゆかりの寺となっています。新選組の歴史を学んでも楽しいでしょう。

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