
毎年夏になると、土用の丑の日という言葉を耳にする機会が多くなります。土用の丑の日の読み方はどうなっているのでしょうか。また、土用の丑の日に、うなぎを食べる意味や理由は何でしょうか。2025年はいつかも含めて、土用の丑の日についてまとめました。
土用の丑の日の読み方は?
うなたま
今日は土用の丑の日、朝からお釜で炊いたご飯でうな重🥰
最近、米が美味しく炊けるのでお釜で炊いてます👍
鰻は外はカリッと中はフワフワ、卵も良い感じの硬さに出来上がった🥰写真を撮り忘れましたが最後は出汁を入れて茶漬けにしたら美味しかった❗ pic.twitter.com/GxpHPG9uS3
— 食べ過ぎ (@tabesugi2024) July 18, 2025
土用の丑の日の読み方は、
どようのうしのひ
となります。
夏の土用の丑の日に、うなぎを食べる意味や理由は?
おはようございます。
今日は『土用の丑の日』
見たら鰻を食べたくなる画像と動画をアップします。
俺が退職した次の日に浜松まで食べに行った鰻。
浜松の名店『中川屋』さんの鰻重です。
俺の人生の中でいちばん美味しい鰻重でした。
また、絶対に食べに行きます。 pic.twitter.com/mj7emGataV
— ken ken (@kenmuchi0219) July 18, 2025
夏の土用の丑の日に、うなぎを食べる意味や理由については、いくつか説はあります。その中で有力なのが、「う」の付く食べ物が健康にいいということがあります。この中で、蘭学者で発明家の平賀源内が夏の土用の丑の日に、うなぎを食べることを発案したと考えられています。
うなぎは実は秋から冬にかけてが旬ですが、江戸時代、夏に、うなぎが売れなくて困ったうなぎ屋が、平賀源内に相談したところ、平賀源内は、「土用の丑の日にうなぎを食べれば、夏負けしない」との看板を店先に掲げて、うなぎを売るようにうなぎ屋に勧めたそうです。
うなぎ屋がその通りにした結果、うなぎが大人気になり、多くのうなぎ屋が土用の丑の日に、うなぎを売り出すようになったのだといいます。
食べ物は普通、旬にこそ美味しいものですが、うなぎは、旬ではない夏でも人気の高いものになりました。平賀源内のアイディアが現代にまでに生きているとも言えます。
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うなぎの効能は?
2025年の夏の「土用の丑の日」は、7月19日と31日です。この日に鰻を食べる風習は、平賀源内が、鰻が売れない季節に売るために始めたという説もあります。#本の万華鏡「天下タイ平~魚と人の江戸時代~」では、第3章「食べタイ!」で鰻の蒲焼を紹介しています。https://t.co/YwkpnIPZZX pic.twitter.com/tpVpnqrzsj
— 国立国会図書館 NDL (@NDLJP) July 18, 2025
うなぎは、
ビタミン
ミネラル
カルシウム
亜鉛
鉄
など栄養価が高く、健康に効果がある成分を多く含んでいます。夏バテにいいのはもちろんですが、疲労回復、風邪予防などにも効果があります。
うまく食べて、暑い夏を乗り切りたいものです。
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夏の土用の丑の日、うなぎ以外の食べ物は?
<今日19日(土)は土用の丑の日>
「土用」とは、「土旺用事」(どおうようじ=土が旺盛で支配する)から転じた言葉。立春・立夏・立秋・立冬の前の各18日間のことで、その期間内の丑の日が「土用の丑」の日になります。「う」の付く食材を食べて、夏バテを防ぎましょう!https://t.co/HdCwTCy0zP pic.twitter.com/cHiLln4ohk
— ウェザーニュース (@wni_jp) July 18, 2025
うなうなぎと同様、「う」の付く食べ物が健康にいいという理由から、
「う」の付く食べ物としては、
梅干し
瓜
うどん
などがあります。
土用の期間は?
きょうは「土用の丑の日」ですが、ツイッター上では「うなぎ絶滅キャンペーン」というアカウントが話題に。そこで、“僕”がその真意を聞いてみた.。https://t.co/r5GcoRAz2w pic.twitter.com/EbdHQ6OHLO
— NHKニュース (@nhk_news) July 20, 2018
では、土用の丑の日というのは何でしょうか。
まず、土用の期間はいつかをチェックすると、土用の丑の日は、立春、立夏、立秋、立冬と大きく関係しています。
立春
立夏
立秋
立冬
それぞれの前の約18日間を土用と言います。
2025年だと、土用の期間はこんなふうになります。
立春は2月3日ですから、その前18日間は、1月16日から2月2日まで、です。
立夏は5月5日ですから、その前18日間は、4月17日から5月4日まで、です。
立秋は8月7日ですから、その前18日間は、7月20日から8月6日まで、です。
立冬は11月7日ですから、その前18日間は、10月20日から11月6日まで、です。
この土用の期間中で、十二支の中の丑にあたる日が、土用の丑の日になります。
干支は12日ごとにめぐってきますから、上記の期間中、土用の丑の日は1回だけの時のこともあれば、2回の時のこともあります。
最初の土用の丑の日が一の丑
2回目の土用の丑の日が二の丑
と言われます。
立春の立春の前(冬)、立夏の前(春)、立秋の前(夏)、立冬の前(秋)の季節ごとに、土用の丑の日はありますが、特に、夏にやってくる土用の丑の日がよく知られています。
2025年の夏の土用丑の日はいつ?
土用の丑の日は混むから
早めのウナギ pic.twitter.com/Wy1yRqIMAn— しげ (@mANcMefGlSBTN0l) June 29, 2024
2025年の夏の土用の丑の日は、7月19日(土)と、7月31日(木)なります。
まとめ
躻(うつけ)@馬喰横山
✔︎うな重 マウンテンこちらは関東風ではなく蒸さない関西風。
パリッ、サクッ、トロ〜な食感です。
関東風推しですが、これも最高に旨いです。
フライング土用の丑の日、贅沢ランチでした。
youもたまには自分を甘やかせちゃいなよ!#うなぎ #土用の丑の日 pic.twitter.com/xNWFwPF2cj— 吉良仗助 (@mudamuda_killer) July 18, 2025
人気料理のうなぎの蒲焼は、炭火で香ばしく焼き上げられ、プーンとした醤油ダレの匂いが食欲をくすぐります。うなぎは、老舗の店が日本全国にあります。それだけ、皆に愛されている和食となっていることを物語っています。夏の土用の丑の日に、うなぎを食べる。うなぎの美味しさを味わいたいものですが、そのほかにも、「う」のつく食べ物にも留意したいものです。昔から脈々と受け継がれてきた和食の伝統に、時には、思いをはせましょう。
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