大國魂神社酉の市2023年の日程や場所は? 由来や縁起物の熊手は?

 関東三大酉の市の一つである大國魂神社(府中市)の酉の市が2023年も開かれます。大國魂神社酉の市2023年の日程や場所はどうなっているでしょうか。また、由来や縁起物の熊手はどうでしょうか。大國魂神社酉の市2023年についてまとめました。

大國魂神社酉の市2023年の日程や場所は?

 大國魂神社の酉の市は、同神社の境内にある分社の大鷲(おおとり)神社の祭礼です。

 11月の酉の日に行われ、

 2023年は、一の酉が11月11日(土)
        二の酉が11月23日(木、勤労感謝の日)
        
 となります。

 大國魂神社の場所は、東京都府中市宮町3-1です。
 
週刊 神社紀行 35 氷川神社 大國魂神社 けやきの参道が誘う武蔵の社
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大國魂神社酉の市2023年の出店は?

 熊手商が6、7軒出店します。また、食べ物などの屋台約80店も出ます。出店場所は、境内に入る大鳥居から拝殿に向かっての参道の両側です。

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大國魂神社酉の市2023年の由来は?

「春を待つ 事のはじめや 酉の市」

 芭蕉の弟子である宝井其角(きかく)が詠んだ一句です。酉の市は、正月を迎える年中行事として始まりました。其角の俳句からは、新年を迎える期待感を感じ取ることができます。

 新年は、

 福に恵まれますように
 商売が繁盛しますように
 家じゅうのみんなが安全に過ごせますように

 といった願いがこもっています。酉の市は一大開運のスポットとも言えます。

 11月の酉の日を祭日とし、江戸時代から脈々と続いてきました。当初は、大鷲(おおとり)神社が武運長久の神だったことから酉の市は武家に人気の行事でしたが、町人文化の隆盛に従い、広く庶民の間でも定着してきました。

 酉の日は十二支に基づき、12日ごとに巡ってきます。このため、年によって、酉の市が2日あることもあれば、3日あることもあります。「三の酉がある年は火事が多い」と言われてます。

 関東では、

 大國魂神社の酉の市
 浅草の酉の市
 花園神社(新宿)の酉の市

 が、関東三大酉の市とされています。

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大國魂神社酉の市2023年の縁起物の熊手は?

 酉の市と言えば、何といっても、縁起物の熊手でしょう。

 「運をかっこめ」「福をかきこめ」と言われるように

 開運招福
 商売繁盛
 家内安全

 を願うものとなっています。

 熊手の売り子とお客のやり取り、商売が成立した時の威勢のいい手締めは、見ているだけでも元気づけられます。江戸時代から続いてきた伝統行事の良さを体感することができます。

 熊手は、

 金銀財宝
 宝船
 大判小判
 稲穂
 招き猫
 鈴
 松

 などで飾られていますが、最近は、人気のスター、アニメの主人公なども登場して、一層、多様化しています。目でも楽しむことができます。

 熊手は、最初、小さいものから購入し、年々、少しずづ大きな熊手にしきます。前の年より、少しずつ、スケールアップしていく感覚です。

 1万円から5万円が売れ筋です。

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大國魂神社酉の市2023年へのアクセス

 大國魂神社へのアクセスは、京王線府中駅から徒歩で約5分となっています。

 駅を出て、けやき通り沿いに歩けば、大國魂神社を見つけることができます。

大國魂神社酉の市2023年の日程や場所は? 由来や縁起物の熊手は?のまとめ

 江戸時代からの伝統行事を満喫することができます。家族やカップルで、開運招福や商売繁盛、家内安全などを願いたいものです。江戸時代からの雰囲気を感じて過ごす。そんな一日にしてみたら、いかがでしょうか。

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