知のソムリエ  

知性を磨く 幸福と自由、独立のために

「読書」の記事一覧

「神・時間術」(樺沢紫苑著)の書評・感想 上 実践すべきことが多く、座右の書に 【情報力アップ】

 時間管理に関する本はたくさんありますが、「神・時間術」(樺沢紫苑著、大和書房)は、集中力の大切さに焦点を当てた点で、おもしろい本です。集中力の高い時間帯に、集中力を要する重要な仕事をする。集中力を高め、あるいは、回復さ […]

矢印を手書きしてアイディアを深める なぜ、矢印は、役立つのか? 【情報力アップ】

 矢印は、アイディアを深めてくれます。なぜ、矢印は、アイディアを深めるのに役立つのでしょうか。情報力アップに欠かせない矢印の力を探ってみました。  毎日の出費を矢印でコントロール  手帳セラピストのさとうめぐみさんは、毎 […]

ノートや手帳の書き方 1日の記録をインデックス情報としてどう残すか 【情報力アップ】

 日々の出来事を記録しておくことはとても重要です。大切な思い出が残せるだけでなく、記録を見て振り返ることで、ビジネスやプライベートでの課題も見えてきます。  1日の記録をインデックス情報として、ノートや手帳にどう残すか、 […]

プチ座禅を就寝前に体験 不安を和らげ、睡眠の質を高める 翌朝は目覚めも良く 効果を実感

 「プチ座禅」を就寝前に時々行っています。その日の不安や悩みを和らげ、睡眠の質を高められます。翌朝はすっきり目覚めることが多く、前向きの思考になることができます。効果を実感しています。  「寝つけない夜は誰にもあるもので […]

知は基礎から積み上げる 著書「小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける」から 【情報力アップ】

 「小学校社会科の教科書で、いっきに政治の基礎知識を身につける」という本のタイトルを見て、驚きました。著者の佐藤優さんが高校の教科書を学ぶといい、ということを別の本で書いていたのは知っていましたが、小学校の教科書も重視し […]

坐禅は静の修行 掃除は動の修行 枡野俊明著「片付ける 禅の作法」を読んで、心を磨く掃除の大切さを痛感

 坐禅が「静の修行」だとすれば、掃除は「動の修行」――。禅寺住職の枡野俊明さんが著書「片付ける 禅の作法」でこう書いているのを読んで、心を磨くための掃除を行っています。長年の会社人生でたまったモノがたくさんあり、時々、妻 […]

「一日江戸人」(杉浦日向子著) 江戸の文化、風俗を学ぶ「教科書」 江戸一流の食通になるには?

 「一日江戸人」(杉浦日向子著)は、江戸の文化、風俗を知る上での「教科書」と言えるでしょう。大道芸、奇人変人、長屋の生活、浮世風呂、師走風景、食、酒、相撲、春画考など江戸に関する情報が満載です。私はこの本をたびたび読み返 […]

レオナルド・ダ・ヴィンチ 膨大な手記、メモを創造力の源泉に 【偉人の生き方】

 「モナ・リザ」などで知られるルネサンス期の芸術家、レオナルド・ダ・ヴィンチは生涯で、膨大な手記やメモを残しました。イタリアやフランス、英国などに約5000枚が現存、約2500枚が湮滅したとされています。  美術や音楽、 […]

志賀直哉 食についての信念 毎日の3食、そして、生きることを大切にする 【偉人のスタイル】

 「小僧の神様」や「暗夜行路」「和解」などで知られる作家の志賀直哉(1883-1971年)は、毎日の3食の食事を大切にしました。食を大切にすることは、生きることも大切にするという信念がありました。毎日の食事をなんとなく取 […]

池波正太郎 そばやうなぎなど毎日の食べ物を日記に記録 禅の喫茶喫飯の精神も大切に【偉人のスタイル】

 美味しい食べ物は、過去の記憶を鮮明に蘇らせるのでしょうか。「鬼平犯科帳」や「剣客商売」、「真田太平記」などの時代、歴史小説を書いた作家の池波正太郎(1923-1990年)は、そばやうなぎなど毎日の食べ物を日記に書き続け […]