大國魂神社すもも祭の歴史とは? 2023年の日程や場所、見どころは? 

 日本各地には、面白い名前のお祭りがたくさんあります。大國魂神社(東京都府中市)のすもも祭もその一つでしょう。すもも祭とはどんな歴史のある祭りで、2023年の日程や場所、見どころはどうなっているのでしょうか。からす団扇、からす扇子の頒布時間も含めて、大國魂神社すもも祭についてまとめました。

大國魂神社すもも祭の歴史は? なぜ、すもも?

 大國魂神社すもも祭は、古い歴史に基づいて行われています。

 大國魂神社の公式ホームページなどによると、大國魂神社すもも祭は、源頼義、義家父子が前九年の役(1056年から1062年)で、奥州安倍氏を平定したのに伴って行われるようになりました。

 源頼義、義家父子は奥州に向かう途中、大國魂神社で戦勝祈願を行い、平定が無事終わったため、帰途、戦勝のお詣りに立ち寄り、神饌の一つとして、すもも(李)を供えたのだそうです。

 以来、境内では、すもも市が行われるようになりました。なぜ、すももなのか、がわかります。

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大國魂神社すもも祭2023年の日程や場所は?

 大國魂神社すもも祭は毎年7月20日に行われています。

 2023年は木曜日になります。

 場所は、大國魂神社(東京都府中市宮町3-1)

 です。

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大國魂神社すもも祭2023年の見どころは?

 すもも祭の当日、境内には、すもも売りの露店が並びます。約120軒となる見込みです。

 2021年は、新型コロナウィルス感染防止のため、すもも売りの露店は出ませんでしたが、2022年は久しぶりに、露店を訪れる人々でにぎわいました。2023年も、多くの人々が訪れそうです。

からす団扇やからす扇子の頒布時間は?

 縁起物の「からす団扇」や「からす扇子」が以下のように頒布されます。

 7月20日(木)
 7月22日(土)
 7月23日(日)

 の3日間、午前6時から午後9時までです。

 ホームページによると、これらの「からす団扇」「からす扇子」は

 あおぐと、

 ・農作物の害虫が駆除される
 ・病人はただちに治る

 玄関先に飾ると、

 ・魔を除いて、その家に幸福が訪れる

 といいます。

 ぜひとも、手に入れたいものです。印象に残るひと時になるはずです。

大國魂神社へのアクセス

 京王線府中駅から徒歩約5分
 JR武蔵野線・南武線府中本町駅から徒歩約5分

まとめ

 このすもも祭を調べると、まず、すももが古くから日本で食べられていたことがわかります。また、前九年の役の歴史も学ぶこともできます。すもも祭を機に、もう一度、祭りの文化的意義に思いを馳せたいものです。

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